あたしはどうしたらいいの?
 もう駄目なのかな…。
 そう思うと急に悲しくなってきて、頬をつたう雫が冷たい。
 雪はこんな想いが形となって、空から降って来るんだろうね。
 
 どんなに悲しいことがあっても、辛いことがあってもそっと手を差し延べてくれるのはあなたで…。
 あなたにとって何気ない言葉も、あたしには救いで…。
 だからあたしは頑張ってこれて、あなたの笑顔を見る度に好きが増えていく。
 そう、好きが増えていくんだよ。
 
 作業を再開していると雪が止んで、重い雪も少しずつ減って道が見えて来る。
 こんな風に努力した結果、道が見えてきてるなら…あたしの恋も行き止まりでないかもしれない。
 そうあって欲しい。

 どんなに辛くても、あなたのことは嫌いになれないのだから。
 あなたなしで、育っていってしまってるから。

 積み重ねられた結果を形にするならば…。
 積み重ねられた結果…"好き"をハートにしてやるんだ。
 雪をまとめてかまくらや雪だるまを作って、目に見える形にして恵みを捨てないように。
 あたしの想いも捨てない。
 目に見える形にって、雪でハートを作るんだ。
 かまくらや雪だるまを作るように、過程と出来上がりの後を楽しみに。
 気持ちが積もって重くならないように、小分けして気持ちを伝える。
 その形が"ハート"。
 ハートにしたら、どれだけ目に見える形としてあなたに伝わるかな?
 そう考えたら、ちょっぴり気持ちが軽くなった。
 サンタがこんなあたしの願いをあの人に届けてくれるなら…。
 溶けて見えなくなってしまう前に届けて貰おう。
 雪の結晶がキラキラ輝くように、愛の結晶も輝くように願いを込めて。





    浅葱 あみ              原案05.12.24  UP 06/03/11



      オリジナル合同誌 Who? 第二号 2005/12/31 お題    『心の風景』   より